多摩市の歯科に関する相談、学校歯科保健に関することは多摩歯科医会に(八南歯科医師会多摩支部)
公益社団法人東京都八南歯科医師会の多摩支部は多摩市に歯科医院を開業している会員で組織され多摩歯科医会と称します。
多摩市で行なっている歯科関連事業は、多摩市立健康センターで行う1歳6ヶ月歯科検診・2歳歯っぴー歯科相談・3歳児歯科健診・妊婦歯科健診・歯周疾患相談と多摩歯科医会会員の医院で行う30歳40歳50歳60歳70歳の市民を対象とした歯周病検診事業、76歳から86歳までの市民を対象にした後期高齢者歯科健診を行なっています。
また多摩市学校歯科医会は多摩市立小学校・中学校・市立幼稚園・都立高校の歯科定期健診、ブラッシング指導等の学校保険事業及び小学1年生を対象の無料のフッ素塗布と保健指導事業等を行なっています。
八南歯科医師会が行う歯科診療では、多摩市健康センターで多摩市休日応急診療所(祝日、日曜日)・多摩市障害者歯科診療所(水曜日、木曜日)・摂食嚥下機能療法の外来(月1回第2木曜日要予約)を開設しています。
多摩歯科医会の独自事業は、毎年「お口の健幸講座」という市民の方への公開講座や市長を招いてシンポジウムを開催しております。お口の健康は生活の質の向上(QOL)や健康寿命を延ばすことに繋がります。「お口の健幸講座」にぜひお越しいただき、人生100年時代、歯と口から全ての健康を考えてみましょう。多くの来場をお待ちしております。
最近は、お口の機能低下(オーラルフレイル)が注目される様に成りました。加齢による筋力低下で噛む、飲み込む機能が低下すると、むせるなどの問題が生じ、お口の筋力低下により食欲が落ち栄養状態が悪くなります。加齢による筋力低下はタンパク質やミネラルなどの摂取量が減り、さらに筋力が低下する悪循環(負のスパイラル)に陥ります。お口の機能低下はからだ全体に影響をあたえ要介護状態を招くリスクが高まるため。お口の機能を維持することが健康寿命を延ばすための秘訣になります。歯科医師は高齢者のオーラルフレイルを早期発見し予防に繋げていきます。
多摩歯科医会は、地域住民のお口の健康を守り多摩市が掲げる「健幸都市(スマートウエルネスシティ)多摩の創造」に貢献してまいります。
令和3年4月
多摩歯科医会
会長 浅井 英夫
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